大雪、解体 |
雪具の人たちからは笑われそうだが、南国九州では10センチも積もれば大騒ぎとなる。
まず、車の運転ができなくなる。
それに、雪の積もった山を歩くことができない。
積雪のある山を歩くすべを知らないからである。
もちろんカンジキなどの装備を持たない。
そこで、きょうは解体にはげむ。
納屋に、解体待ちのイノシシが3頭もぶら下がっているからである。
この寒さのため、皮は固くなっている。
解体という作業は、おもしろみのない作業である。
相手は逃げるわけでもなし、向ってくるわけでもないからである。
そのため、理由をつけては先延ばししがちになる。
それでもはじめたら、日本一の解体屋になるという気持ちでやっている。
日本の原風景&いのししの単独猟師