ブレーキオイルの交換 |
オイルリザーブの横についている窓から見えるオイルは、いくぶん黄色がかって見えるので、オイルもくたびれているのだろう。
まず、ハンドルについたオイルリザーブの蓋を開ける。
セットし、つぎにブレーキキャリパーのところについているオイルの排出口ナットに8ミリのメガネレンチをセットし、そこに透明のビニールホースをはめてホースの端末を空のペットボトルの中に落とし込む。
ブレーキレバーを絞ってから、メガネレンチで排出口のナットをゆっくりゆるめると、ペットボトルの中に透明ホースを通ってふるいオイルがぽとぽとと落ちはじめる。
しかし、予想に反して落ちる量が少ないので、思わず2,3回ブレーキレバーを絞った。
これが過ちで、エアーがブレーキホースの中に入ってしまったようだ。
ホースの中に気泡がみえる。
レバーを絞っても手ごたえがない。
さらにブレーキレバーを絞って、排出口をゆるめ、ふるいオイルを押し出す。
この作業を繰り返すと、リザーブ内のブレーキ液の量が減ってくるので、リザーブタンクにオイルを注ぎ足す。
さらに何回もこの動作を繰り返すが、なかなかレバーに手ごたえを感じることができない。
それでも辛抱して、あとはやけになって同じ動作を繰り返す。
バイクを前後に動かしたら、リザーブタンクの下から小さな気泡が出てくるのが見えた。
ホースの中の空気が浮き上がってきているのだ。
気泡が出なくなったので、レバーを絞ると手ごたえを感じるようになった。
これでよし、エアーが完全に抜けた。