「鬼の雁木(がんぎ)の滝」 |
(鬼の雁木の滝)
きのう開通した県道「犀川(さいがわ)豊前線」をオートバイで走ってみる。
この県道32号線の「犀川(さいがわ)豊前線」というのは、豊前市の鳥井畑からひとつ山を越えて向こう谷の寒田(さわだ)に通じる峠越えの道である。
鳥井畑からその寒田まで距離にして10キロだそうだ。
きのう供用がはじまったのでこちらもきのう通る予定だったが、きのうは雨だったので日延べした。
この県道32号線は、いままでわが家の前を通って8キロ先で行き止まりであった。
それが、山を越えて霊峰・英彦山(ひこさん)側の寒田の谷まで通じるようになった。
寒田からその先の英彦山までは10キロの細い道がついており、英彦山まで身近なドライブコースとなった。
あらたに開通した道路は片側一車線で、修験者の山である求菩提山(くぼてざん)の八合目を等高線にそって北にむかっている。
5キロで「次郎坊峠」についた。
この「次郎坊」というのは、修験者の名前か、宿坊の名前だろう。
ここは、豊前市と築上町の境界となっている。
峠を越えくだりになるとまもなくで、「鬼の雁木(がんぎ)の滝」が左手に現れた。
この滝は、今回の工事のさい発見された滝である。
これは滝壷を持つ高さ25メートルくらいの2条の滝で、右手の滝はYの字になっており、ひとつになったところは棚となっている。
若いころ沢登りに夢中になった時期があったので、滝をみるとつい登るルートを目で追ってしまう。
滝壷のちかくまで降りられるように整備されており、ここは格好の観光スポットになるだろう。
オートバイ日本一周