薪(たきぎ)置き場の完成 |
まさか大晦日、元旦まで、客人に仕事の手伝いさせるわけにはいかない。
しかし、このままではかれも旅立ちできないという。
そこで、ふたりで屋根をつくる。
屋根には、スレートを張る。
1,800×900のスレートをならべてみる。
カギの手、すなわち直角が出ないとスレートがならべにくい。
軒の出を揃えて、スレートの仮置きが終わった。
柱は掘っ立て柱なので、柱元をコンクリートで固めて動かないようにする。
あとは、スレートを傘釘でとめれば完成となる。
それは、自分ひとりでできる。
これで、雨が降っても風呂を沸かすことができる。
これで、かれも安心して旅立ちできると喜んだ。
多くの旅人たちのおかげで、環境がしだいに整っていく。
屋根工事に大活躍の星野さん
求菩提山