サッシの窓を入れる |
ところが、柱と柱の間隔は1,300ミリであるが、手に入れたサッシの幅は1,800ミリである。
つまり、枠より中に入れるサッシの方が長い。
これでは、入らない。
2枚引き戸の幅1,200ミリのサッシを利用するため、枠を別につくる必要が出てた。
大きな枠を持ってきて、枠の縦、横を切って短くするのである。
ところが、これがわれわれ素人にとって案外むつかしい作業となった。
まず継手(つぎて)の仕組みを観察して、そのとおりグラインダーで削って加工する。
それをビスでとめてなんとかサッシを組み立てることができた。
サッシの外側にCチャンとよばれる鋼材をビスでとめる。
最後に柱とサッシの枠の外側にとめた鋼材とを溶接して、なんとかサッシの窓ができあがった。
サッシの窓の下側には、錆びた浪トタンをはった。
昭和30年代風のレトロな雰囲気となった。
福智山
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