2週間目の子犬 |
子犬たちは、うす目があいた。
仏像でいうところの「眼(まなこ)半眼」という状態である。
白色の仔犬は、まるで白熊の子どものようで愛くるしい表情をしている。
その眼には、うすい青色の膜が張っている。
そのため、うるんだような目にみえる。
眼球が動かないことから多分、外の世界は見えていないのだろう。
体は、丸々に太っている。
四肢を踏んばって立ち上がり、歩こうとする。
2、3歩歩いたら横に転び、でんぐり返ってうつ伏せになった。
母犬は、子犬のしたシッコをなめ、子犬の便を食べて犬小屋を清潔にする。
七匹も仔犬がいるため、母犬は授乳にいそがしい。
母犬は母乳製造機のようで、健気(けなげ)な子育て奮闘記である。
動画:単独猟の実際
猪猟ガイド承(うけたまわ)ります