盆踊りの準備ー櫓(やぐら)の点検と改造ーその2 |
きのうに引きつづき、櫓(やぐら)の改造にとりかかる。
櫓の上の床に、スノコを敷きつめる。
当然、内階段のあったところが空いてしまう。
そこでそこの寸法に合わせて両端に垂木(たるき)を敷き、その上に五分板を張ってスノコをつくってふさぐ。
これで、櫓の上はすべてスノコを敷き詰めたことになる。
つぎに、スノコの上にコンパネを敷く。
内階段のあったところは、寸法に合わせてコンパネを切断する。
このとき、鉄骨の柱の部分の寸法をとり、その部分を切り抜く。
できあがったコンパネを敷いてみる。
ぴったり寸法が合うし、柱の部分を欠いているのでずれるということがない。
つぎは、階段の補強だ。
踏み板の上に、幅広の板をのせて踏み板にビスでとめる。
さらに補強するため、前からあった踏み板の下に胴縁(どうぶち)を横にして付づけする。
できあがりをみると、幅広の踏み板には安心感というものがあり、いっそう階段らしくなった。
最後は、階段の最上部に引っかける金具を取りつける。
この金具は、鉄工所に勤めていた池田さんが加工してつくってくれた手づくり品である。
当初、金具は階段の上の面にとりつける計画であったが、これでは上に乗った人間の重みでビスが抜けるおそれがある。
二段ベッドのハシゴも、金具は下の面にとりつけられている。
なるほど、これだと重みがかかるほどビスが抜けにくくなる。
階段に金具をとりつけて、やっと完成した。
動画:単独猟の実際
猪猟ガイド承(うけたまわ)ります