瀬戸内海の島の下見(初日) |
こちらではほぼ獲りつくしたので、イノシシの数は少ない。
そこへ持ってきて、この耳よりな情報だ。
食指が動くのも自然なことである。
そこでこの連休を利用し、その読者をたよって瀬戸内の島に行ってみることにした。
犬は、わが家の箱入り娘のQちゃん(ビーグル犬の6ヶ月のメス)一匹だけ連れて行くことにした。
朝方、島に着き、今回の情報を提供してくれた村本さんと落ち合う。
かれは、去年銃の所持許可をとって、この冬がはじめての猟であったという。
まだ犬も飼っていないので、もっぱら箱罠とワイヤーのくくりわなで猟をしているそうだ。
みかん、ハランキョウが特産のこの島では、天敵がいないのでイノシシの天国になっているらしい。
かれの案内でイノシシの生息状況をしらべるため林道に入ったところ、かれのケイタイに広島の方から箱罠をふたつ持ってきたという連絡が入ったので、その足で引き返す。
その人は広島のハンターで、いま会ったばかりだが同じハンター仲間ということからたちまち意気投合し、急遽(きゅうきょ)かれも今夜はここに泊まることになった。
ふたりで遅くまで酒を飲みながら、犬談義、猟談義に花が咲いた。
動画:実猟
現在によみがえった求菩提犬(くぼてけん)の猟芸