電気溶接で目をやられる |
いま、何時だ?
枕もとのケイタイをさぐる。
午後11時か。
2時間ばかり眠ったことになる。
きょうは、一日中電気溶接をした。
保護面をつけるのが面倒で、面なしでやったことも多い。
そのため目を傷めたのだろう。
タオルを水で冷やして目に当てる。
辛抱したが、痛みは増すばかりである。
たまらず救急車をよんだ。
運ばれたのは、北九州市の産業医大病院である。
そこで、麻酔液を掛けられて痛みはとまった。
何十年前、電気溶接の講習を受けたとき、溶接の閃光を直接見ると目をやられると注意された。
目をやられるとは、このことだったのか。
福智山