天津爆発 |
写真で見るかぎり、いちめんが爆撃を受けた跡のような焼け野原となっていて、爆発の規模の大きさを物語っている。
事故当時、消火にあたっていた消防士を含めて17人が死亡と報じられた。
その後、50人が死亡、行方不明者数十人と変わった。
今後、時間の経過とともに犠牲者の数が増えるのはまちがいあるまいが、大本営発表は死者の数を最小限度にとどめるであろう。
その後の報道で、消火作業のための放水が倉庫に貯蔵されていた化学物質に反応して大爆発になった見方がある。
倉庫の貯蔵物リストに、硝酸アンモニウムがあったと伝えられている。
その硝酸アンモニウムこそ、「硝安」とよばれる火薬の原料である。
そうであるならば、この事故は危険物の保管と消火作業の不手際が複合して起きた人災といえよう。
しかし、政府はただちに報道を規制し、記者を現場に近づけさせない措置をとった。
そのうえ、ネットでのこの爆発関連の情報をすべて削除している。
また今度も爆発現場に重機を入れ、大きな穴を掘って焼け残りを埋めてならし、事故を闇に葬るつもりなのか?
共産党政府は、消火活動の不手際、避難誘導がなかったことに対する国民の不満が政府に向かうことをもっともおそれている。