水泳の特訓ー3 |
前足と連動して後足をけるので、腰が浮く。
黒は,あいかわらず泳ぎが上手である。
腰の背面が、水面より上にある理想的な泳ぎ方をする。
Sは、後ろ足をときどきしかキックしないので、どうしても体が斜めになってしまう。
Sと異母兄弟の三本脚のUは、水に入るのをまだきらう。
泳ぎが下手であることを自覚しているようだ。
Uの腹の下に手を入れて体を持ち上げようとしたら、足でこちらの上腕部をひっかかれた。
犬の爪は予想以上にかたく、皮膚が傷ついて血がにじむ。
そこで、とっさに手を引っ込め、Uの首輪を持って顔を下げてみた。
すると、どうだ。
Uの体が沈み、前足が水面から出ないので水しぶきがあがらない。
そうだったのか。
体を水平に保つため、これまではUの腹の下に手を入れて体を浮かせてやっていた。
どうも、これが下手なやり方だったようである。
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