Leeの交配 |
(求菩提犬のLeeとビーグルのQの交配)
ビーグルQの出血が認められてから数えてきょうで10日目である。
きのう、Qの小屋にLeeをつれていったが、機が熟していないらしくQがいやがった。
そこで、きのうは早々に交配を打ち切った。
けさも、LeeをQの小屋につなぐ。
Qは、尻尾を巻き上げて左に90度たおす。
Leeが背中に乗ってもいいように受け入れOKのサインを出しているのである。
それでも、いざLeeが背中に足をかけようとすると、Qは嫌がって逃げる。
何度もこのようなことの繰り返しで、しまいにはLeeは舌を出してハアハアと荒い息をする。
Leeも、あせっている。
そのうちに合体が成功した。
順調に行けば、6月の終わりごろには子犬が産まれる。
猟犬の場合、発情は猟期明けが最適であろう。
というのは、猟期明けに発情がくると子犬が産まれるのは5月か6月になる。
仕込みのため子犬を山に引けるようになる5ヶ月齢から6ヶ月齢になるころ猟期がはじまるので好都合であるからである。
もちろん、4ヶ月齢から5ヶ月齢の子犬を実戦に参加させて仕込むのは時期尚早だという人もいる。
前胎で生まれたPのような骨太の子犬が産まれるのを期待している。
そのPという子犬は、現在7ヶ月齢になる子犬である。
4ヶ月齢になった年が明けてから実戦に仕込みのためデビューさせた。
Pはこれまで父親とともに7戦闘ってきたが、吠え声のよく出る子犬でその仕事振りには満足している。
Pの体重は15㎏しかなく、、食も細い。
ということは、エサ代がかからないということである。
さらに体重が軽いということはその分フィラリアなどの薬代も少なくてすみ、飼育にともなう経費が少なくてすむということになる。
こちらのやり方でのイノシシの単独猟では、犬のケガは避けてとおることができない。
その際、ケガをした犬を抱えて山を登り返し降りなくてはならないが、25㎏もある犬を抱えたまま下山することができるハンターは少ないであろう。
このPは求菩提犬の直系のひとつに新たに加わったペットのような小型のビーグル系統だが、この系統だけでイノシシを追い止めて獲らせるようになれば、それはこれまでの猪猟にとって画期的なことだといえよう。
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