夢職庵(むしょくあん)猪犬列伝-240409 |
(S、♂、15㎏)
(Q、♀、9㎏)
(三本脚のU、♀、14㎏)
(秘犬・求菩提犬(くぼてけん)の初代先犬のLee、♂、18㎏)
(初代先犬のLeeの直子で二代目先犬の黒、♂、17㎏)
(初代先犬のLeeの直子P、♀、13㎏)
このシーズンで2匹の戦士をイノシシとの闘いで玉砕させてしまったことは、痛恨のきわみである。
2匹の冥福を祈る。
さいわい秘犬・求菩提犬(くぼてけん)の初代先犬のLeeと二代目先犬の黒という夢職庵(むしょくあん)の2枚看板犬は、健在である。
求菩提犬の後継犬であるPという6ヶ月の子犬(♀)も、順調に育っている。
ここでわが家の現有勢力の猪犬を列挙し、昨シーズン中の活躍ぶりを振り返りながらムーディーズにならって格付けをしてみる。
ちなみに格付けの基準は下から、
B:単犬でイノシシを起こすことができる能力はあるものの、単犬でイノシシを止めて撃たせる能力まではない犬
A:単犬で寝屋またはその付近で吠え止め、咬み止め、からみ止めできる能力を有する犬
AAは寝屋からイノシシに走られても、追跡してその先で止めることができる「追い止め」できる能力を有する犬で、このAAは猪犬の最高峰とされ、こちらの理想の犬としている。
6ヶ月のPは子犬のため、まったく格付けの対象とならない。
わが家では寝ているイノシシを単犬で起こすことができない犬は「猪犬」と呼んでいないからである。
しかしPは先輩犬の後ろでよく吠え立て、おおいに将来性を感じさせるその片鱗をシーズン中に随所で見せてくれた。
ビーグルのQは、まだ応援犬の域を出ないので格付けはBである。
Sは、単犬でイノシシをとめることがシーズン中にはなかったので格付けはAからひとつさがってBとする。
三本脚のUは、単犬で一回だけ追い止めができたので格付けはAAに近いAである。
わが家の2枚看板犬であるLeeと黒は、最高位のAAであろう。
寝屋でこちらが失中しても、安心できる。
逃げたイノシシを単犬で追跡し、その先で追い止めすることができるからである。
この2匹のシーズン中の捕獲率は、96%プラスマイナス1%であったことからそういえる。
それを裏付けるのは百聞は一見にしかず:秘犬・求菩提犬(くぼてけん)の仕事ぶりを動画で見る である。
ちなみに、これだけ多く戦いのシーンを演出し、そのうえ撮影までさせる犬はおそらく日本にはいないのではないか。
そう言い切れる根拠は、上記の動画投稿サイトのYouTubeである。