釣果3匹の壁を破る |
背針なしの仕掛けで、買ったばかりの養殖オトリを入れる。
オトリは、流れの速い瀬でも泳いでいるのだろう、目印は動かず一ヶ所にとどまっている。
ところが、いきなり目印が一気に下流へ流されていく。
ラインがいっぱいに延びた。
オトリが早い流れに耐え切れず、流されたのだろう。
竿を上げると、野鮎がかかっていた。
一投目で野鮎をかけたことになる。
これは、幸先がいい。
ところが、この早瀬ではオトリが弱ってしまうので、橋の下流のトロ場に場所変えだ。
ここはトロ場といっても結構流れは早い。
しかし、時間がよかったのだろう、つづけて鮎がかかった。
合計7匹というこれまでの成績をはるかに超える釣果を上げることができた。
公園の足洗い場で岐阜市内から来たという前野さんという鮎つりの人に会った。
今夜は、宴会だ。
かれは、鮎暦20数年のベテランだ。
かれから有意義な鮎釣り談議をききとり、気がついたときには午前1時半を過ぎていた。